浄土寺は、兵庫県小野市にある高野山真言宗の寺院で、
山号を極楽山と称します。
元は奈良時代に僧・行基の建立した寺院であったと伝わって
いるのですが、平安時代末期の僧で東大寺復興に
尽力した重源が開山したとされています。
東大寺再興事業の拠点として活躍した七別所の一つで、
播磨国大部荘と呼ばれる東大寺領だったそうです。
神戸電鉄小野駅までやって来ました。
駅前からコミニュティーバスに乗って浄土寺に向かいます。
浄土寺駐車場前で下車、参道へ。
参道を進み境内案内板を左に見て参拝に向かい、
浄土堂(阿弥陀堂)・本堂(薬師堂)・不動堂・
開山堂・八幡神社の参拝に向かいます。
南側の参道を上がると境内正面に鐘楼堂、西側に
位置する浄土堂(阿弥陀堂)の前に出てきます。
浄土堂(国宝)は重源によって建立されたもので、宋の
建築様式を採用した大仏様式建築で、現存する
大仏様式建築は東大寺南大門・開山堂
の三棟のみになっています。
浄土堂北側に設けられている拝観者入り口から、
内陣に参拝します。
浄土堂中央の須弥壇に安置されている阿弥陀三尊像は、
仏師快慶の作で、右脇侍に観音菩薩像、左脇侍に
勢至菩薩像が安置されています(共に国宝)
境内の西側に立っている浄土堂は、堂の背後の蔀戸を
跳ね上げると、東向きに安置されている阿弥陀
三尊像の背後から光が差し込むように
施工されています。
境内中央に設けられた浄土式庭園からみた本堂(現世)です。
初代の本堂の薬師堂(重文)は、建久8年(1197)に建立された
とされていますが、現在の薬師堂は永正4年(1517)に
再建されたものです。
薬師堂外陣からみた本尊の薬師如来像が
安置されている内陣です。
本堂の薬師堂北側に位置する不動明王が
安置される不動堂です。
本堂の薬師堂南側に軒を並べて建つ、開山の重源像が
安置された開山堂です。
本堂の薬師堂から見た浄土式庭園です。
浄土式庭園の中央参道の北に位置する
八幡神社です。
八幡神社が浄土寺伽藍の中央正面に設けられているのは、
重源が八幡信仰を重視していたと云われいてます。
八幡神社本殿(重文)は、室町時代中頃の
檜皮葺、三間社流造です。
北側の参道から下山します。
参道沿いの塔頭寺院の宝持院さんの前で一礼して、
元の駐車場前に戻って来ました。
今日はお詣り有難うございました。
おまけ付です。
浄土寺経蔵内陣に安置されている傳大士像、
脇侍の普賢、普成の二子像です。





