秋の気配が漂い始めた関西地方、昨日雨に打たれながら
畿内の秘境と云われた和泉国の松尾寺を訊ねました。
松尾寺は、大阪府和泉市松尾寺にある天台宗の
仏教寺院で、山号を阿弥陀山と云います。
白鳳元年(672)に開基されたという古刹で、役小角が
当地で修行中に霊木で如意輪観音像を刻み、
小堂に安置したことに始まるといいます。
南北朝から室町時代にかけて栄えていたようですが、
織田信長の焼き討ちに遭い梵山が消失、
慶長年間になり豊臣秀吉公によって
再建され現在に至っています。
難波から泉北高速に乗り終点の泉中央駅で下車、
松尾寺前まで南海バスに揺られて参道へ。
塔頭寺院には立ち寄らず一直線に、松尾寺参道
石段までやって来ました。
石段の中程に源平合戦で亡くなった将士の首舩一艘の、
菩提を弔う首動が雨に打たれて寂しげな
雰囲気を醸し出しています。
さらに石段を登ると山門下に出てきます。
誰も参拝者が居なかったので山門二層に上り
文殊菩薩像の横顔をパチリ。
山門を潜り境内へ進むと左に念仏堂。
念仏堂内陣には大日如来、阿弥陀如来、
弘法大師像が安置されています。
念仏堂の隣には寿老人堂。
寿老人堂の内陣には七福神の一人、
寿老人神が祀られています。
寿老人堂をさらに進むと本堂前に出ます。
本堂は、慶長年間に豊臣秀頼公によって
四天王寺から移築再建されました。
本堂内陣には役小角が霊木から刻んだと伝わる
如意輪観音像が安置されています。
本堂に接して南側に穀聚三天堂が。
穀聚三天堂内陣に穀聚三天神が祀られています。
境内を挟んで本堂西側に本坊。
こちらで御朱印を戴きます。
本坊から境内を北に進むと護摩堂(不動堂)。
護摩堂内陣には不動明王が安置されています。
護摩堂を北に進むと松尾寺公園があり、
その先に春日神社が在ります。
春日大神が祀られた春日神社楼門前です。
こちらで一礼をして下山します。
松尾寺境内地は松尾寺公園になっており、
大阪の隠れた紅葉の名所に
なっています。
流石の雨降り、誰一人として参拝者には逢わず、
お寺の関係者の顔を見せません。
松尾寺独り占めの見たい放題。

おまけ付きです。
紅葉の季節には境内が真っ紅に染まり、
参道が紅葉のトンネルに変身。





