日本の季節の変化の中で春と秋に挟まれた梅雨は、前後の
時期と比べて雨が多く日照りが少ない日が続きます。
そのため気分も心も晴れない日が続く方も
多いのではないかと思います。
しかし梅雨にしか味わえない風情もあり、雨の中で
咲き誇る花の姿は他の季節と違い
味わいを感じさせますねぇ~。
何時もの公園の生垣に植栽されている梔子です。
梅雨を代表する純白の花びらと甘い香りが
特徴的な梔子の花です。
『薄月夜 花くちなしの 匂いけり』
正岡子規は花の姿ではなく、匂いに季節を
感じたようですねぇ~。
突然の通り雨に 君の手を握り走り出して・・・・、
なんて紫陽花を歌った曲がありましたねぇ。
ジトジトと鬱陶しい梅雨の時季ですが、
素晴らしい風情がありますなぁ。