雪隠詰めの置き土産
先々週に四国の徳島に上陸し兵庫の姫路を経由して、若狭方面に走り抜けた台風20号は罰当たりにも京の大将軍神社を踏みつぶしました。その後を追って狂暴性という性格の悪い、チェービーと名付けられた台風21号は、関西各地に大雨や暴風雨に記録的な高潮被害を残して若狭方面に走り抜けました。幸にも扇屋は性悪なチェービーに嫌われたようで、全く無難に逃れることが出来たのですが、性悪台風らしく停電と断水と言う置き土産を残...
View Article弱り目に祟り目です
とある新聞に記事によれば「国造神が天から降りてきて島を造った。良い場所を選んだつもりが、アメマスという大きな魚の背中の上だった。島を背負わされた魚は怒って暴れだし、地震を引き起こすようになった」とアイヌ民話集に記されているようです。新聞記事を読んで扇屋の子供の頃には、地中に大ナマズがおり、悪さをするとナマズが怒って暴れだし、地震を起すと子供の頃親に教えられたのを思い出しました。本当に不幸な出来事が多...
View Article刻の移ろい
秋のお彼岸の頃に咲く彼岸花、またの名を曼殊沙華と言い、梵語で『赤い花』を意味する言葉なのだそうです。「子供の頃、彼岸花を見ると足がすくむほど怖かった」「何か不気味」と言う人もいれば、扇屋の様に「あの妖艶さが大好き」「この花を見ると癒される」と言う方もいるのでは❔何故かドキッとしてしまうほど妖艶で赤い花色から、不吉なイメージを持つ方が多いと聞きます。彼岸花の別名『曼珠沙華』は梵語(サンスクリット語)で...
View Article牛に引かれて(・・?
今日は朝からご近所の暇ともさん揃って、京都梅小路公園にある朱雀の庭に、藤袴を観に行って来ました。残念ながら藤袴の開花には一週間程早かったようです。先日修理から上がって来たばかりのPCがまた機器不良に陥りました。慣れないスマホからのブログ更新です。醜い所は堪忍してくださいょ。
View Articleえ~らいこっちゃの大騒ぎ
秋晴れの青空の下、ご近所のヒマ友さんの誘いを受けて、京都の梅小路公園にある『朱雀の庭』に水鏡を求めて訊ねてみました。JR京都駅からバスに乗りやって来ました朱雀の庭、料理屋さんの風情を感じる数寄屋門から入り、階段を上った2階から庭園に入ると、正面左に回遊式庭園が広がっています。うたい文句の水鏡、浅池に黒御影石が敷き詰められ、その上を1cmばかりの水が流れる舞台。何処が水鏡やねん!肝心の水鏡の池、週末か...
View Article木が泣いている
40~50年物の杉の木にチェーンソーを当てる。その時き、杉が『シュー』と泣き声を上げて倒れると、森林作業員は言う。『彼は心の中で手を合わせる』とも言っていた。新潟県の民話を思い出しました。木こりの三吉という人が夜中に台島から藤沢へ帰るとき、山中で大木に斧を当てる音が「カァーン カァーン...
View Articleホンマかいナァ~❔
仮名手本忠臣蔵の十段目に登場する天河屋義平(天野屋利兵衛)、武士でもない一商人が役人の拷問に耐え、『天河屋は男でござる』と言う科目を廻す名場面があります。その天河屋(天野屋)の子孫が建てたと伝わる『赤穂浪士の墓』が、住吉の一運寺境内にあります。住吉行宮から淺澤社を経て、住吉大社卯の花苑前の鳥居を潜って卯の花苑前の鳥居を潜り住吉武道館を左に見て、正面の楽所門を潜ります。楽所門を潜って石舞台を通り本殿裏...
View Article信じてもええのん❔
弥次さん喜多さんでお馴染みの『東海道中膝栗毛』は、その名ゆえ江戸を振り出しに京都で上がりと思いがちなのですが、二人は淀川を下り大坂へと足を延ばし、高津神社や四天王寺を巡ってたどり着いたのが住吉大社だったのです。弥次さん喜多さんは住吉大社の参拝を程々に切り上げ、大社前に軒を連ねる三文字屋という料亭に繰り込んでしまいました。寛政8年(1796)に刊行された摂津名所図会には、住吉大社前を通って北に向かう紀...
View Articleまたかいなぁ~ ( ;∀;)
以前は当たらないものの代名詞になっていた天気予報。近年は予報技術の向上と共に的中率も高くなったようですねぇ。今日の阪神間は朝から日差しがある良いお天気ですが、午後からは一転して雨が降るとの予報でした。 『天気予報では雨降る云うとったけどホンマかいなぁこんなええ天気やのに』と疑ってましたが、次第に曇りだし、午後になると黒雲が覆い次第に本降りとなりました。恐るべし天気予報...
View Articleこれはアカンやろ (・∀・)
秋の気配が感じる頃になると『そろそろキノコが美味しい季節』と思いきや、キノコは1年じゅう生えているそうですねぇ。特に梅雨頃から夏にかけて大型のキノコが生え、秋の長雨を迎える頃になると増えるんだそうです。地球上には150万種以上の菌類があると云われる中、名前の付けられている菌類は約一割程度に過ぎず、正体不明のキノコが無数にあるそうです。キノコの姿かたちは変化に富んでいて、一瞬、ドッキ、何これ❔と言う姿...
View Article惚れてまうわ~(^^♪)
昔は神社仏閣に行くのは中高年と言うイメージが在ったのですが、近年はパワースポット巡りが流行ったことや、インスタ映えを求めて若い女性の神社仏閣詣でが増えています。これらの若い女性は現代的な目線で宗教の世界を感じたり、仏像の観賞を楽しんだり、禅や説法に癒しを求める方が多いようです。仏像の本来の目的は仏の教えを立体的に表現し、経典を詠めない庶民にまで教えを伝えることから仏像は『見た目が9割』と言われていま...
View Article惚れてまいそうや (・∀・)
仏像ブームが起こって久しいですが、『仏像』が美術と見做されてきたことは言うまでもありません。人は基本的に色々な欲求を自制し、周囲からの評価や見え方を意識して生活していますが時として普段は意識できていることが、意識できない状態に陥り心痛める事態を生じることがあります。そんな仏像が京田辺の大御堂観音寺の十一面観音立像なのです。仏女さんが惚れるんわかるワ仏像も人も見た目が9割なんですねぇ
View Articleひとまず安堵しましたょ
伊勢湾台風と呼ばれた台風15号が昭和34年(1959)9月26日に、和歌山県の潮岬に上陸し暴風と低気圧により高潮が発生。紀伊半島から東海地方にかけて街が浸水被害に逢う大惨事が起こりました。今年も多くの台風が日本列島を駆け抜けてくれました。中でも関西空港や神戸港が高潮で浸水し、大阪府下では屋根が吹き飛び、電柱がなぎ倒されるなどの被害をもたらした台風21号の置き土産の処理が終らないうちに引き続き (#...
View Article思わず笑ろてまうわ !(^^)!
仏の顔も三度までと言う諺がありますが、三度目の今日は奈良五劫院さんの一寸微笑ましい仏様の紹介です。五劫院は、奈良市北御門町にある小さなお寺で東大寺さんの転害門の少し北に位置します。近鉄奈良駅から東に向かい奈良県庁前を左折して369号を北に向かうと、東大寺の転害門前にやって来ます。転害門を潜って正倉院前を北に向かいます。正倉院前を北に進むと五劫院山門前に出ます。五劫院は東大寺の末寺ですが観光寺院では無...
View Article背筋がさぶなるわ (・・?
若い女性の間で流行っている神社仏閣巡り、楽しみの一つに、仏像見学があるようですね。休日に神社仏閣を巡りをしたり、美術館へ仏像の展示会を見に行ったりする人が多いようです。仏様の意味を知らなくても、仏像をただ何となく眺めているだけでも、その美しさに魅了されたり心がほっこりしたりします。が、今日は背筋が少し寒くなるような・・・(...
View Article哀れやはこの差 ( ;∀;)
博多の町に秋を告げる福岡櫛田神社で4日、「ぎなん落とし」が古式ゆかしく行われたそうです。この日は神職ら8人が竹ざおで枝を揺すり、淡いオレンジの染まった銀杏の実を落とし、3人の巫女が箸で拾い集めた。銀杏の実は乾燥させ夫婦円満・子孫繁栄を願って、来年3月に行われる『ぎなん祭』で参拝者に配られることになっているとの事。10月4日配信の西日本新聞より同じ銀杏の実なんですが、こちらは先週の台風24号の暴風で叩...
View Article恵美須町界隈
大阪を南北に貫く道路は、古代から重要な道路とされていました。大和や紀伊へと続く街道を古くは、『難波の大道』とも『熊野街道』とも呼ばれる上町台地から南下する街道が中心だったんですが、織豊時代になり船場から堺や和泉へ、さらに紀伊へと至る紀州街道(住吉街道)が整備され、当時の軍事や国際貿易の幹線街道として紀州街道は活気づきました。その紀州街道の難波側の起点となったのが、現在の浪速区恵美須町交差点なのです。...
View Article新世界界隈 !(^^)!
通天閣にジャンジャン横丁に大きなフグ提燈、ここは香港❔ちゃうかと疑いたくなる大阪のへそ『新世界』平成3年(1991)のバブル崩壊で歓楽街としての活気が衰え、「労働者の盛り場」の色彩を濃くしていました。が、近年、映画やテレビドラマの影響と訪日外国人の増加で、かつての繁華街としての賑わいが戻って来ました。何時もは堺筋と国道25号が交わる恵比須から新世界に入るのですが、今日はえびすから少し東の恵比須東から...
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